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十分あるのに「足りない」と思ってしまっていた過去の自分②

 

Hi♪

前回の十分あるのに「足りない」と思ってしまっていた過去の自分①のつづきです。^^

 

結婚生活

同じ会社の1つ後輩、でも年齢は上の男性と結婚しました。

仕事に未練はまったくなく、立ち仕事なので辛くて、どちらかというと結婚したら辞められると思っていたのでそのつもりでした。

ところが、新居の場所がなかなか決まらず、やっと決まったところが家賃がとても高く、しばらく仕事を続けることになりました。

ついつい頑張ってしまう真面目な性格、完璧主義が災いし、フルタイムの仕事と家事のバランスにものすごいストレスをためてしまい、どんどん疲弊していきました。

環境を変えるべく新居を購入しましたが、そのタイミングで責任ある新部署に抜擢され、しばらく退職できなくなってしまいました。

新居のローン返済が頭の片隅から消えず、ちょっとでも早く返したいという思いにかられ、もう少し頑張れるんじゃないかと自分に鞭打って働いていました。

相変わらず、家事とのバランスには苦しみつづけ、非協力的な元夫に対して信頼の気持ちがなくなっていきました。

 

現実逃避の世界

新しい職場の売り上げ状況は非常に厳しく、慣れない仕事の数々にストレスはMAXを越していました。

早出の日なのに、起きれなくなりました。寝てるのに眠くて、だるくて、つらくて、油断すると涙があふれてきました。

今、思うと完全に「経度のうつ状態」だったと思うのですが、当時は自分が弛んでるだけだ、もっとしっかりしなくちゃ!って自分で自分に一生懸命鞭を打ち続けていました。

ある日、開けてはいけない「現実逃避への扉」を開けてしまいました。

当時流行っていた「チャット部屋」にはまりました。顔も名前もわからない人たちとの文字だけのおしゃべりが、とっても楽で、とっても楽しくて、夢中になりました。

みんないろいろある中、楽しく仲良く話をして、みんなとってもやさしくて、自分が自由でいられる居場所を見つけたような気がしました。

 

人生で最悪の時期

そこで、元夫とは全く違うタイプの男性を出会ってしまいました。

もちろん、最初は現実逃避のために、ただ会話をして楽しんでいました。

でも、現実はどんどん悪い方向へ流れていき、自分の気持ちがコントロールできなくなっていきました。

そこからは、本当にまるでテレビドラマか何かのような、自分では思いもよらなかった方向へものすごいスピードで進んでいき、気が付くと外泊し離婚を切り出すという、とんでもない行動に出ていました。

その結果、寝耳に水の元夫は狼狽&逆上し、こじれにこじれて裁判を起こされ、結局解決するまでに約2年の月日を要しました。

もちろん、その男性とはうまくいくはずもなく、というか、いわゆるダメ男だと気づきました。

自分が犯した過ちの重大さと失ったものの大きさに気付いたときには、絶望しかありませんでした。

 

ただ生きていただけの1年

それから、1年間、ただ生きていました。

繰り返し思い出す最悪の出来事。 両親への申し訳なさ。 元夫への罪悪感。

自分や周りについている嘘。 罵倒されつづける声。 気を失いそうになりながら土下座をする自分。

 

ただ、起きて、ごはんを食べて、泣いて、寝る、という日々がずっと続きました。

このまま消えてしまいたいと思いました。 でも生きることが贖罪なんだとも思いました。

 

そして、1年を過ぎる頃、やっと少しずつ前に進む準備が出来始めました。

「自分でリセットしたと思って、もう1度やりなおそう。」そう思えてきました。

働き場所を探すため、ハローワークに通ったり、医療事務の資格を取ったりしました。

そして、やっと見つけた再就職先は自宅から片道1時間半の医療機関でした。

 

つづく

ここまで読んでくださってありがとうございます。

このあと、1回で書き終わると思います^^;

興味のない方は、完全スルーしていただいて大丈夫ですので。。

では、また書きます!

 

 

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